2021-05-29

モーダルシフト

どうしてこうなった。

  1. MacBook Air Mid 2011
  2. マウスコンピューター MB-K680XN-SH2
  3. iPhone 7
  4. System76 Galago Pro (galp3)
  5. GPD MicroPC
  6. iPad 8th


MacBook Air は元々あったし、処分をサボってるだけなんだけど、それにしたってデジタルガジェットが多過ぎる。
なんで PC が3台もあるんだ。

// もちろん、MacBook Air は PC には含まれません。同志。

そいでもって、全部使ってるのならいいんだけど、実際はと言うと、

  1. ほとんど稼働してない。処分待ち。
  2. たまに使う。(2-3回/月)
  3. 毎日使う。
  4. あんまり使わない。(毎週日曜午後のみ)
  5. あんまり使わない。(毎週数日、夜間のみ)
  6. 毎日使う。


あんまり使ってない。
完全に無計画な買い物のせい。

元々、MacBook Air だけだったところに Windows ゲームで遊ぶからと MB-K680XN-SH2 を買った。ここまではいい。

それから、MacBook Air Mid 2011 では日々のタスクをこなすのも難しくなってきたので、Galago Pro (galp3) を買ったのが2018年の1月。

Gelago Pro はいい。メモリーを 32GB にしたおかげか、今でも快適に使えてる。

じゃあ何であんまり使っていないのかと言うと、PC 広げてあれこれする時間がないというのもあるけど、まずは電池の持ちが悪いこと。バッテリー駆動で3時間くらいしか持たない。
あと技適マークが無いので、無線の類が一切使えない。ついでに PSE マークも無いと言った次第で少々使いにくいから。

本当にいい機械だし、System76 の対応にも満足してるので、Gelago Pro についてあれこれ語りたいところだったのだけれど、上記のような理由で他所様に勧めにくいので、今の今まであまり話題にしてこなかった。

でもって、もっと気軽に持ち歩ける PC が欲しいと思ってたところに GPD MicroPC が出てきて、しかも Indiegogo で 300 ドルくらい出せば貰えるということだったので、このくらいの金額なら期待外れでもいいかと申し込んだのが2019年の3月。

性能には満足してたし、実際に持ち歩いて使うこともできてたのだけれど、思いがけないヒンジの故障に振り回されたのは、「内憂」「外患」に書いた通り。結局、トータルで倍くらいのお金が掛かってしまったはず。

あと、これは仕方がないのだけど、いくら UMPC だと言っても、寝転がりながらキーボード入力ってやりにくい。
特にキーボードの手前にあるキーは押しづらくて、なんとか手首を曲げたり指を伸ばしたりして押してるけど、最近、腱鞘炎気味になってる腕には堪える。

というわけで、気の向くままに PC を買い続けてたら、微妙にニーズに合わないものばかり増えてしまった。

このままだと、またぼんやりした理想を求めて PC を買い続けまくることになってしまうし、残念ながら、私のお財布はそれに耐えられる能力を持ち合わせていない。

ここはひとつ、デジタルガジェットに対する要求を整理することにした。

  1. 寝転がりながら使えること。
  2. 外部モニターやキーボードを繋げて使えること。
  3. 手のひらサイズであること。
  4. Webをだらだら見ることから、日々のタスクやプログラミングをこなせること。
  5. 日中に外で使い続けられるバッテリーを持っていること。


……。
もう、これで良くない?

  • iPhone 7


最近、バッテリーが劣化してきてるけど、上の1〜5の大半を満たせるし、4. を満足できるかは微妙だけど、いざとなったら AWS なり Azure なり借りれば何とかなるでしょ。

早速、検証として henacho.codes の記事 を iPhone 7 で書いてみることにした。

まずは Markdown を書くためのエディタを探す。
ただテキストを編集するだけじゃなくて、リモートリポジトリに push して Netlify で公開したいので、Git クライアントの機能も必要。
ちょうどいいアプリが無いか App Store で探す。

あんまり無かった。
というか、要求を満たしたのは Working Copy - Git client のみ。
他にも良さげなエディタはあったものの、どれもこれも Git クライアントの機能が無い。WebDAV がどーのとか Google Drive がこーのとか書いてある。
逆に Git クライアントで探してみると、今度はエディタの機能が無い。

というわけで、Working Copy をダウンロードして使ってみたところ、機能は概ね満足。
たまに動きが怪しい時はあるものの、大きな不満は無い。

機能面以外での不満は、高い。これに尽きる。
無料でも使い続けられなくも無いけど、リモートリポジトリへ push するには 2,440 円払って Pro 機能をアンロックする必要がある。
個人開発のアプリらしいし、これでも控えめな方なのだろうけど、他のプラットフォームでは無料で出来ることなので、やっぱり少しもやもやする。

ともあれ、これでテキストデータは思い通りに扱えるようになった。

次は画像。
いつも立ちはだかるのは画像だ。

iOS 標準の写真アプリで済ませたかったけど、編集機能が少し足りなかったので、Adobe Lightroom を使うことにした。必要に応じてスポットで1ヵ月だけ契約する。

これでテキストも画像も編集できたので、あとはプレビューで確認して公開するだけ。

というところで躓いた。
iPhone じゃ Hugo のプレビューができない。
Netlify のプレビュー機能も調べてみたけど、GitHub 上のリポジトリじゃないとできないらしい。

結局、今回は編集用のブランチに push してから、PC 上で確認することにした。

プレビューの課題は残ったものの、一応、iPhone で静的な Web サイトを書けることは分かった。
引き続き、他のプログラムを書いたり他のタスクをこなしたりして、ゆくゆくは、

  1. Windows PC (主にゲーム用)
  2. iPhone
  3. iPad


まで絞っていきたい。

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